体験型研修の内容と効果とは?解決できる組織課題をご紹介
2019.06.05
ブログ”室内での体験型研修では、一体どのようなことをやるんですか?”
はじめて本格的な体験型研修を取り入れようとされる企業さまの多くから、このような質問をいただくことがあります。
「体を動かして一体どのように学ぶのだろう・・・。」もしかしたら、あなたもそのような疑問をお持ちかもしれません。「体験型研修は、座学よりも効果がある」と言われていますが、通常、具体的な体験内容は公開されていません。
そこで、この記事では私たちマーヴェラスラボが提供し多くのクライアントから「ぜひまた来年もお願いしたい!」「あんなに主体的に取り組む姿ははじめて見た!」と高評価を次々といただいている体験型研修の内容とワーク事例をご紹介していきます。
体験型研修の内容と効果とは?解決できる組織課題をご紹介
1. 今、なぜ体験型研修が選ばれているのか?
2. 体験型研修で解決できる組織課題とは?
3. ワーク事例ご紹介
1. 今、なぜ体験型研修が選ばれているのか?

体験型研修とは、講師から一方的に答えを与えるのではなく、体験を通して受講生自らが課題に気付き、問題解決できる力を身につける集合型研修です。
一社一社に対し専属の研修トレーナーが付き、あなたが理想とする人材づくりや組織開発のゴールに向けた研修プログラムを作成。研修目的に沿った体感ワークや個別フィードバックが受けられます。
体験型研修が、『これまでの研修では満足できない』『効果が薄い』と感じられている方に選ばれている理由は、学習効果の高さにあります。
この学習効果を解明したのが、アメリカ国立訓練研究所のラーニング・ピラミッドです。ラーニング・ピラミッドによると、一般的な社員研修である「セミナーを聞く」「ケーススタディを学ぶ」形式の学習定着率は5~10%でしたが、体験することで得られる学習定着率は75%。なんと学習効果に約10倍の差があることが明らかとなりました。
つまり、どんなにいい学びをしたとしてもただ講師の話を聞く、資料を見るだけですと、社員は翌日にはすっかり学んだことを忘れてしまうということが明らかとなったのです。

(ハーバード大学やスタンフォード大学でも積極的に導入されている教育手法)
一方で体験型研修の場合は、体験を通して学ぶため、研修後も社員の学びは忘れられることはなく、学んだことはドンドン活かされ、組織改善が加速します。だからこそ、体験型研修は「本気で組織づくりをしたい、人材を育てたい」という企業に選ばれているのです。
2. 体験型研修で解決できる組織課題とは?

体験型研修は、その研修効果の高さから以下のようなお悩みを持つ企業に選ばれています。
◯社員の能力開発におけるお悩み
☑次世代リーダーが育たない
☑新入社員、若手の意識改革を実現したい
☑管理職のマネジメントスキルに課題を感じている
☑なかなか人間力のある社員が育たない
☑一人ひとりの生産性を向上させたい
☑既存の研修では効果が薄い
◯組織開発におけるお悩み
☑部署間のコミュニケーション不和、連携がうまく出来ない
☑退職者があとを絶たない
☑組織内の派閥を今すぐ解決したい
☑組織風土の改革、ビジョンの浸透を促し成果の上がる組織にしたい
☑社内の雰囲気が悪く、人間関係が希薄
上記のような悩みは座学研修では解決することができません。なぜなら、座学研修は知識の習得を強みとしますが、受講生の実践を変えることはできないからです。一方で、体験型研修は実践により近い内容を学ぶことがメインとなります。
そのため上記のような、現場での成果、現状の打破を目的とした企業さまに特にオススメです。
3. ワーク事例ご紹介
それではここからは、”体験型研修では一体どんなことをやるのか?”その内容について詳しくお伝えしていきたいと思います。
マーヴェラスラボの体験型研修は、目的に応じてひとつのゲームでも様々な活用方法があります。ここでは、実際によく使用する体験型研修の一部をご紹介致します。
<ご紹介する室内体験型研修一覧>
・ブラインドスクエア
・ヴィクトリーゲーム
・ヘリウムリング
・赤黒ゲーム
・リーダー選出
・「意図」と「方法」
■ブラインドスクエア

◯ワーク内容
グループ内でリーダーとメンバーに分け、メンバーはリーダーの指示のもと目隠しした状態で正四角形を創っていくワークです。
◯使用目的例
・生産性の高い組織創りに必要な要素を学ぶ
・リーダーの役割、メンバーの役割を理解する
■ヴィクトリーゲーム

◯ワーク内容
チームに分かれ、ある課題をチームメンバー全員で分担してクリアするワークです。チャレンジは一斉に行い、全グループが同時に達成しないと終了になりません。
◯使用目的例
・チームワークの形成
・組織全体での達成マインドを身につける
■ヘリウムリング

◯ワーク内容
ひとつのフラフープをチーム全員が触れた状態で床までつけるワークです。
◯使用目的例
・メンバー間の意識の「ズレ」発見、改善する
・組織内に蔓延する自己批判、他者批判マインドを改善する
・一体感のあるチーム創りを体験する
■赤黒ゲーム

◯ワーク内容
チームに分かれ、決められたルールに従って赤もしくは黒を順に投票していきます。
どのチームがどう投票しているかは見えないようになっています。
◯使用目的例
・勝つことの意味を見出す
・相手を思い、行動することの大切さを知る
・部下から信頼されるリーダーの在り方を学ぶ
■リーダー選出

◯ワーク内容
選出したいリーダーの数のイスを用意し、用意されたスタートラインから全参加者が一斉にイスを取りに行くワークです。イスに座れた参加者がリーダーになる権利を得ることができますが、その後のプレゼンテーションで自分のチームへ加入してくれるメンバーを集めなければなりません。
◯使用目的例
・「リーダー」という立場・責任の理解
・自らがチャレンジする主体性を学ぶ
・できない言い訳・ネガティブな思考の癖に気付く
■「意図」と「方法」

◯ワーク内容
一本の道を一人ずつ順番に何かしらの表現をしながら渡るワークです。
前に渡った参加者と同じ表現方法で渡ることは出来ないルールとなっています。
◯使用目的例
・目的・目標の達成に必要不可欠な姿勢の理解、体得
・チャレンジし続ける人とそうでない人の気持ちの変化を体感する
いかがでしょうか?
この記事では上記の6つのワークをご紹介させていただきましたが、実際の体験型研修では研修の対象や目的に応じてこの他にもたくさんある体験ワークの中から、研修目的に最も適したワークを選び、オリジナルで組み上げていきます。
また私たちの研修では、野外研修と室内体験型研修をミックスした形でご提供することもあり、あなたの組織の根本的な課題解決につながる最適な提案ができるよう努めています。
体験型研修の内容とワーク事例は以上となります。私たちの提供する体験型研修についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみて下さい。
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・体験型研修を受けるための4つのステップ
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