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　”アドベンチャー研修施設の安全性が心配なのですが、何か基準に沿って管理しているのでしょうか？”

　野外研修では、栃木県那須の豊かな自然環境の中にある立木や丸太・ロープなどを使って設置された、一見不可能と思われる冒険コースを用います。そのため、施設の安全性について心配される方も多くいらっしゃいます。

　ロープスコースの一部には、高所で体験するアクティビティもあり、安全性について心配されるのも当然です。

　そこで、この記事では私たちマーヴェラスラボが提供する野外研修の安全性について、アドベンチャー施設の安全基準や施設トレーナーの安全管理体制など、「どのように安全管理がされているか？」について詳しく述べていきます。

アドベンチャー研修施設の安全管理体制について

１. 施設の建設は世界最高レベルの技術を使用
２. 年に一度の定期検査を実施
３. 提供するトレーナーは全員特殊訓練を受けている

１. 施設の建設は世界最高レベルの技術を使用

　私たちの提供する野外研修は、プロジェクトアドベンチャー（PA）と呼ばれる野外研修プログラムです。

　もともとは、第２次世界大戦中のイギリスで兵士の人間力開発を目的に創られたことがはじまりで、今では企業や学校教育での教育手法として全世界に広がっています。

　このプロジェクトアドベンチャーの施設建設にあたっては、プロジェクトアドベンチャージャパン（PAJ）の管理基準のもと建設されています。

　PAJの管理基準は、アメリカに本部を置く団体ACCT（チャレンジコース技術協会）が定める施工基準、検査基準に準拠しています。
　ACCTは、チャレンジコースアドベンチャーパークの技術水準を高めるために、1993年にアメリカで建設された団体です。PAJは日本で唯一ACCTに認められた団体です。（プロジェクトアドベンチャーもこれに含まれます。）

　以上のように、野外研修施設の建設基準に関してはPAJの管理基準のもと参加者が安全にアドベンチャー研修を受講できるよう世界最高レベルの技術をもとに建設されています。

▶PAJの施行技術について詳しくは以下より。
PAJのもつ施工技術について

２. 年に一度の定期検査を実施

　建設時に世界レベルの技術をもって建設されたとしても、定期検査なくして安全が保証されているとは言えません。そのため、私たちの施設では年に一度、PAJの方々に施設に来ていただいて野外研修施設の定期検査を実施してもらっています。

　年に一度の定期検査はPAJが定めたものであり、野外研修を行っている事業社は必須とされている検査です。この定期検査後に受け取る定期検査マークは、施設の状態や命綱、必要備品、安全管理体制などが参加者の安全性を十分に担保できるという信頼の証となっています。

（※写真は2017年時の安全管理マークのものです。現在は最新のものとなっています。）

　また、定期検査とは別に、私たちのアドベンチャー研修施設では、管理スタッフのいない夜間の時間帯などに勝手に人が施設へ侵入しないようSECOMを入れて24時間体制で施設の管理を行っています。

　万が一、勝手に人が侵入し、道具や備品などにイタズラをされてしまうと参加者の怪我のリスクに直結するため、それほど厳重な管理のもと運営しているのです。

３. 提供するトレーナーは全員特殊訓練を受けている

　野外研修の場合、命綱を扱う高所でのワークには危険がつきまとうため、特殊訓練を十分に積んだトレーナーが行います。

　研修に参加するトレーナーは、万が一事故や命の危機となる場面があった場合を想定し、「救急法(日本赤十字社)」「救急心肺蘇生法・AED教育課程(国際救急救命協会)」「エマージェンシー・ファースト・レスポンス(PADI)」を習得し、常に受講生に対してベストな安全管理、リスク管理を行なった上で研修を実施しています。

　その他、PAJ公認のテクニカルベーシックスキル習得など、アドベンチャーコースを安全に研修を行えるようにトレーナー陣のスキルアップを常に努めております。

　以上のように、施設の建設や定期検査、研修を行うトレーナーの３点からそれぞれの安全管理基準に則って研修を実施していきます。参加者の安全管理への対応はもちろんですが、万が一の事故時にもすばやく対応できるよう万全な安全管理体制を整えています。

　その他に安全管理の面について気になることがある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。