野外研修にかかる料金と費用の考え方
2019.05.10
ブログ野外研修をはじめて取り入れるお客様から、最も多くいただく質問。それは、
「野外研修はいくらかかりますか?」
「どれだけの予算を取ればいいですか?」
という費用に関する問い合わせです。
この記事をご覧いただけているあなたも、もしかしたら「野外研修の料金と費用」について最も興味をお持ちかもしれません。
ですが、残念なことに、インターネット上で価格に関する情報を探しても多くの場合見当たるのは「お問い合わせボタン」のみです。
そこで、この記事では社員研修における『野外研修にかかる料金』と『費用の考え方』をお伝えしていきます。ただし、野外研修の料金は業者によって大きく異なる可能性がありますので注意して下さい。
※野外研修は、キャンプやアウトドア研修などの自然体験を中心としたものと、プロジェクトアドベンチャーという人材開発専門施設を利用した研修(通称:アドベンチャー研修)の2種類あります。この記事では、後者の価格について言及していますのでご注意下さい。
野外研修にかかる料金と費用の考え方
1. 研修サービス基本料金
2. ファシリテーター費用
3. その他、かかる費用
1. 研修サービス基本料金

まず最初にあなたにお伝えしたいことは、野外研修を提供している企業のうち自社で施設を保有して研修を実施しているのは、そのうちのごく一部の企業のみだということです。
一般的に、野外研修の価格は参加人数によって異なりますが、通常1人辺り25,000円〜40,000円/日です。最低実施可能人数は8名〜がほとんどで、この価格の中に保険代、研修サービス料、施設使用料が多くの場合、含まれています。
ただし、この章の冒頭でお伝えしたとおり、上記の価格は自社施設を保有している企業の場合の一般価格のため、提携先の施設を利用して野外研修を行っている企業へ依頼する場合はより高くなる可能性があります。
また、参考までですが、野外研修を実施する企業の多くは、研修目的にも寄りますが、2〜3日間で実施するケースがほとんどです。そのため、はじめての実施の場合は、研修のプランニングについては事業社側へ必ず相談するといいと思います。(社員研修旅行などで1dayのみのケースもあります。)
2. ファシリテーター費用

野外研修の実施を検討する際に、意外と見落とされがちですが、研修の質を左右する最も重要な点はファシリテーター(講師)です。そのため、実績のあるファシリテーターが講師を担当する施設の場合、別途、ファシリテーター費用が必要となる場合があります。
このファシリテーター費用がかかるかどうかについては、施設よってバラバラなため基本料金に含まれる施設もありますが、安いからといって安易に決めるのはオススメ致しません。なぜなら、野外研修の場合、実力の乏しいファシリテーターが研修を行うと、「楽しかったけれど、何を学べたかよくわからなかった・・・」と、楽しかった思い出のみを持ち帰る結果になりかねないからです。
そこで、ファシリテーター選びにおいて重要な1つの視点をお伝えすると、プロフィール欄にビジネス界での実績があるかどうかが大切です。
野外研修のファシリテーターの多くは、野外研修のトレーナーとしての経歴はあるものの、ビジネス界での実績がない人も少なくありません。野外研修の場合、体験をベースに学習を進めていくため、どうしても野外での体験を受講生にリアリティを持って伝える必要があります。そのため、ビジネス界での現場経験・実績が必要不可欠なのです。
したがって、ビジネス界での実績が薄い講師の場合、どうしても体験からの学びが抽象的になりやすく、研修効果が薄くなるため注意が必要になります。
3. その他、かかる費用

さて、上記の内容までが、実際に事業社へ支払う主な費用の参考となります。上記の費用とは別に、ここでは、野外研修を実施する上で、その他にかかる費用についてお伝えしていきます。
基本的に野外研修を実施する上で、研修費、ファシリテーター費、その他にかかる費用は施設までの交通費と宿泊費(1泊2日以上の場合)のみです。
参考程度ですが、私たちの所有する野外研修施設(マーヴェラスアドベンチャー那須)を例に、その他かかる費用の概算をお伝えすると、交通費としては施設が栃木県那須にあるため東京からのアクセスは主に新幹線(最寄り駅は那須塩原駅)または車になります。
大人数での研修の場合は車での乗り合い、またはバスで来られる方が多いです。また、新幹線でお越しの方は、駅まで来て、ホテルに宿泊する場合は駅からバスで無料送迎してくれるホテルもあります。
宿泊費に関しては、栃木県那須は観光地のためコテージのような割安宿や合宿所、ホテルまで様々なクラスの宿泊所があり、最安値は1泊5,000円程度から、平均的には8,000円から1万円程度で宿泊可能です。(※ただし、宿泊所や時期によって変動あり)
私たちの施設の場合はありませんが、施設によっては宿泊施設を併設している施設もあるため、宿泊での研修を考えている場合は一度施設側に問い合わせてみると安く済む場合があります。
野外研修の費用に関する内容は、以上です。今回の記事はいかがでしたか?
野外研修で実施できる研修内容について研修別に詳しく知りたい方は以下の記事も参考にして下さい。
◯体験型リーダーシップ研修
⇒【動画付き】失敗しない次世代リーダー研修|プログラム内容と効果をご紹介
◯野外チームビルディング研修
⇒【動画付き】バラバラの組織を1つにする野外チームビルディング研修|プログラム内容と効果
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